今年も早くも前半が終わろうとしていますが、多くの方にレッスンをご受講いただき、5月現在時点でも、素晴らしい成績でABRSMの試験に合格されたと、嬉しいご報告をたくさんいただいています!!
この春に、8歳(小学3年生)から私との音楽理論レッスンを始め、小学4年生になる前の春休みに、ABRSM(英国王立音楽検定)の音楽理論グレード5にDistinctionで合格されました!

今回は、受検を目指したきっかけや、実際私のレッスンを受けて試験に合格するまでの過程、またレッスンを通じて得たものなど、親御様からもご丁寧なご感想をいただきましたので、こちらのブログ記事に書いていきたいと思います。
・9歳、小学校4年生(レッスン開始時は8歳)
・楽器は、ヴァイオリンとピアノを習っています。
受講いただいたレッスンの詳細はこちら↓
「英国王立音楽検定の音楽理論60分レッスンをします
目標はABRSMグレード5にDistinction合格です♪」
ココナラのレッスン紹介ページはこちらから↓
- ABRSM(英国王立音楽検定)とは?
- なぜ、音楽理論の勉強が必要?
- 音楽理論グレード5はどんなレベル?
- なぜABRSMを受けようと思いましたか?
- なぜレッスンを受講しようと思いましたか?
- レッスンの感想はいかがでしたか?
- そして、無事Distinctionで合格!ご感想は?
- 今後の目標はありますか?
- 私のレッスンでは
ABRSM(英国王立音楽検定)とは?

ABRSM(英国王立音楽検定)とは、イギリス発祥の音楽検定で、世界的にも最も有名で信頼されている検定の1つです。設立はなんと1886年。現在136年に渡って続いているという、とても歴史と権威ある検定です。
イギリスを始め、世界90か国以上で受検可能で、年間およそ60万人もの人が受検しています。
このABRSMへの信頼度と評価は高く、ただ「実力を試すための検定」という域を超えて、イギリスを始め多くの国では、入試や奨学金制度での選考を受ける上でも大きな判断材料とされています。
そのため、幼少期から検定に向けて準備を始めるご家庭も多く、私のレッスンでも、
「低学年から高いグレードを目指したい」
というご要望が年々増えている印象です。
なぜ、音楽理論の勉強が必要?

ピアノやヴァイオリンなど楽器を幼少期から始める方は多いと思いますが、低学年から音楽理論を本格的に学ぶ方は、少ないのではないかと思います。
楽器を日々練習し、曲を仕上げることも大変なことですが、音楽理論を通じて正確に書けるようになることも、決して簡単ではありません。
なんとなく見ていた楽譜の仕組みをしっかりと理解し、難解なリズムや調性、和声の法則を理解することは、根気もいることです。
ABRSMでは、実技演奏のグレード6以上の受検を申し込む際は、必ず音楽理論のグレード5以上に合格していることが条件になっています。
そのため、演奏がどれだけできても、まずは音楽理論のグレード5までの内容を理解することが必須になるのです。
つい演奏のみに集中してしまい、理論の理解が置いていけぼりになることも多いと思うので、これはとてもいい仕組みだと思っています。
音楽理論グレード5はどんなレベル?

音楽理論グレード5は、日本でいう音楽科の高校、音楽大学の入試レベルです。
そのため、内容は多岐に渡り、リズム、調性、音程、和音、オーケストラ楽器についてなど、どの楽器の奏者にとっても必要な知識を学ぶことになります。
お子様はもちろん、大人の方にとっても難しい内容も多いですが、私のレッスンでは、以下の点に工夫しています。
1.理論が楽しく面白いものであるということを、実感していただくこと
楽譜の仕組みやルールを理解することは、とても楽しいことです。キャラクターや私の自作のプリントも使用しながら、お子様も大人の方も分かりやすく、また面白く進めていくことができます。
2.ただ試験のために勉強するだけでなく、理論の勉強を通して、演奏に活かしていただきたい
ただ試験のために詰込みで勉強するのでは、その後に演奏に活かすことが難しいことも多いと思います。「実際楽譜をどうやって見ていくのか」「演奏に活かしていくにはどうしたらいいか」といった演奏者目線の音楽理論の活用方法もお伝えしていきます。
3.オンラインの授業でも分かりやすく、受検当日までしっかりサポートさせていただきます
オンラインで受講することに、不安や抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。レッスンでは、実際に画面に書き込みながら、1つずつ丁寧に解説していきます。
レッスン後には、レッスンの際のメモもお送りしますので、
「対面レッスン以上に分かりやすい!」
と大変ご好評をいただいております。
なぜABRSMを受けようと思いましたか?

今回ご受講いただいたお子様の、お父様にお伺いしました。
・ABRSMを受けようと思ったきっかけは何でしょうか?

娘は日本でインターナショナルスクールに通っており、中高生と合同のオーケストラにバイオリンで参加してるのですが、参加する時のメンバー募集でABRSMのGradeで入部基準が書かれていました。
まだABRSMは受けていなかったので、パフォーマンスを見てもらい、入部を認めてもらっていましたが、当時娘の取り組んでいた曲がABRSMのパフォーマンスのGrade 6の課題曲だったので、受けさせたいなと思いました。
Music TheoryのGrade 5を持ってないと、パフォーマンスのGrade 6以上が受けられませんので、このハードルを早く越えたいと思いました。
インターナショナルスクール内でのオーケストラに参加する際に、ABRSMを知られたのですね。

娘はコンクール入賞常連組のようなハードな練習はしていませんが、音楽は大好きです。
今後も自分のペースで音楽を上達させて、いずれ自分の好きな表現活動ができるレベルになってほしいという思いがありました。
しっかり音楽を学んだ実績が残るといいと思っています。
今後の将来的な進学を考える上でも、プロフィール作りなどに役立つかもと考えました。
なぜレッスンを受講しようと思いましたか?

ヴァイオリンのグレード6のために音楽理論のグレード5の受検を目指されることになったとのこと。
・多くの選択肢がある中、私のなぜレッスンを受講しようと思われましたか?

ABRSMについてWebで調べている時に先生のブログを読みました。
実際に娘と同じくらいの歳のお子さんがMusic Theory Grade 5合格されてるエピソードで、うちもできるかもと思い連絡してみました。
レッスンの感想はいかがでしたか?

お試しレッスンでご相談をいただき、定期的なレッスンを開始されました。
レッスン開始当初は、お父様もレッスンに参加して下さり、最後までお嬢様をサポートしてくださいました。
・実際にレッスンを受けた感想は、いかがでしたか?

オンラインでのレッスンは、比喩表現も絵を使った解説もよく考え抜かれていて、最初のリズムに関する授業で、大人でも難解な楽譜のルールを娘が理解しているのを見て手応えを感じました。
ありがとうございます。大人の方でも難しい内容を理解していただけるよう、少しでも楽しく覚えてもらえたらと思っています。

また、うちの子は話し好きなので授業の進みが心配でしたが、先生が世間話はほんの少しだけ聞いてあげて、すぐに上手に元のレッスンの話題に戻すので、無駄な時間がなく、安心してお任せできました。
子供の扱いに慣れていると思いましたし、子供相手でも敬語を一貫して使われていて、学習に適切な雰囲気を感じました。
もちろんお子様でも対等にレッスンをさせていただきますが、私のレッスンでは、海外在住やインターナショナルスクールに通う受講生の方も大変多いため、少しでも敬語に触れる機会があればいいなと思っています。
・オンラインレッスンでの不安はありませんでしたか?

最初は自分も心配でノートを取りながら聞いてたのですが、娘が集中できて分かっているならいいや、と本人の自主性に任せることにしました。
先生が授業中に書いてくださった分かりやすいメモもPDFで沢山残り、わからなくなるといつもそれを読んでました。
レッスンでは、毎回積極的に考え、疑問があればすぐに質問してくれていたため、確実に進めることができました。
・試験を受けるにあたって、大変なことはありましたか?

先生が最後の2ヶ月で合格レベルに達するまで、弱点を補強する課題を出してくださり、直前1ヶ月で勉強時間を増やしたことで、練習問題での得点が上がってくれました。
一度全単元を丁寧にさらった後に、実際の練習問題で苦手なところや忘れてしまった部分のチェックをしてもらうことで、練習でも安定的にDistinctionのスコアが取れました。
試験前の最後の数週間の集中力は素晴らしく、暗記系もどんどん自主的に進めてくれていたため、点数が一気に上がりました!
そして、無事Distinctionで合格!ご感想は?

レッスンでの積極性と、自主学習の努力が実り、無事春休みを利用して受検できるまでになりました。
私のレッスンでは、Distinctionを取れるようになるまで、責任を持って指導させていただきたいと思っているので、確実に点を取れるようになるまで、様々な角度から、臨機応変に試験対策を進めています。
そして無事Distinctionで合格されました!!
おめでとうございます!!!
・合格された感想をお聞かせください。

娘は、Distinctionを取れたことで、何か一つ「難しいことをきちんと修めた」という気持ちと、強い達成感を娘が感じることができたようです。
学校のオーケストラの先生もとても喜んでくれました!
今後の目標はありますか?

無事難しい検定に合格し、自信をつけてくれたことは、私にとっても何よりも嬉しいです!!
・今後の目標もありましたら、お聞かせください。

これからパフォーマンスのレベル6以降の試験に取り組む予定です。
また、今学期からSong Writingという新しいクラブ活動にも参加することになり、習った楽典知識を使いながら、歌の作曲などもチャレンジしたりと楽しそうです。
最近お会いしたバイオリンの先生からも「読譜力が高い」とお褒めの言葉をいただきました。
実際に、最近は楽譜を一人で見ながら、新曲の音取りができるようになってます。
総じて良い影響が感じられて、今後が楽しみです。

とても嬉しいご報告、ご感想をいただき、私もとても嬉しく思っています。
一緒に勉強させていただいたことを胸に、これからのお嬢様の音楽生活が、ますます素晴らしいものになることを願っています!!
私のレッスンでは
イギリス在住のピアノ講師である私のレッスンでは、主にABRSMの試験対策のレッスンを行っています。
グレード1~8まで、オンラインでも分かりやすく、楽しい指導を心がけています。
ディプロマも、FRSM(Piano performance)まで持っていますので、ディプロマ試験をご希望の方もぜひご相談ください。
・ピアノ
●楽譜や解説書からだけでは読み取れない、選曲や演奏、試験対策のコツなど…
細かい視点からご指導し、高得点での合格をサポート致します!
・音楽理論
●ABRSMの公式本や既存の本で挫折した方、
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