8歳・小学3年生の生徒さんが、ABRSM(英国王立音楽検定)のグレード1から始め、約半年のレッスンで音楽理論グレード5にDistinctionで合格されました!!

今回は、未経験からどのようにオンラインレッスンを始め、無事素晴らしい成績で合格されたのか、お母様のお話も交えながらお伝えしたいと思います。
- <受講生のプロフィール>
- ABRSM(英国王立音楽検定)の試験とは?
- なぜABRSMの音楽理論の試験を受けようと思いましたか?
- レッスンを始めてみて、いかがでしたか?
- 試験準備で大変だったことは?
- 無事Distinctionで合格!ご感想や今後の目標は?
- レッスンを通じて伝えたいこと
<受講者のプロフィール>
・ピアノ学習歴は約2年半(すでにPerfomance grade 5に合格済みです)。
・受講開始当時はイギリス在住、その後転勤のため、音楽理論の受検は欧州の別の国でされました。
ABRSM(英国王立音楽検定)の試験とは?

イギリスでは、様々な音楽検定があるのですが、やはりABRSM(英国王立音楽検定)が、やはり圧倒的な知名度を誇ります。
120年以上と言う歴史もあり、日本のヤマハのグレードもABRSMをモデルにしているそうです。
世界90か国以上で実施され、受験生は年間60万以上が受検をするそうです。
私もこれまで世界各国で生活をされる方にレッスンをさせていただいておりまうすが、日本でも、インターナショナルスクールに通ってらっしゃるご家庭や、海外の学校も検討される方の間では、知名度がどんどん上がってるという印象です。
その一方で、日本では試験自体の知名度もまだ低く、指導できる先生もそう多くないと聞きます。
やはり受検される際は、試験の仕組みや評価基準についても理解もあり、試験対策の経験がある指導者を探されている方も多いかと思います。
なぜABRSMの音楽理論の試験を受けようと思いましたか?

今回の受講者の方がABRSMの音楽理論の試験を受けようと思ったきっかけは、
今後ピアノのGrade6を受けるため、まずは音楽理論のグレード5に合格しなければいけないことを知ったからです。
すでにイギリスの学校のピアノ個人レッスンで、ピアノのPerformance Grade(録音審査)のGrade 5に合格されたとのこと。
ABRSMでは、演奏グレード6以上を受験するには、音楽理論のグレード5の合格が必須条件となっています。
グレード5は、日本でいう音楽高校、音楽大学の入試レベルになります。
内容は広範囲に渡るため、決して簡単ではありませんし、基礎からきちんと学び、試験対策を進めることが大切になります。
楽器の実技試験の準備と並行しながら、音楽理論にも本格的に取り組む必要があります。
今回の受講者の方は、初めはお子様とお母様の自宅学習で、ABRSMの公式テキストを使用して、音楽理論の勉強を始めてみたとのこと。
しかし、グレード1まではなんとか理解できていたものの、グレード2、3辺りからは分からないこともあり、自主学習の難しさを実感したそうです。
その後お母様に私のレッスンを見つけていただき、レッスンのご依頼をいただきました。
レッスンを始めてみて、いかがでしたか?

レッスン開始当時は、お母様は、8歳のお子様がオンライン試験での集中力にも不安をお持ちだということで、まずは30分レッスンで試してみることにしました。
今回はお試しレッスン後のレッスンの際に、お子様の様子や理解度や見させていただいて、少しオンラインレッスンに慣れていないものの、集中力は60分レッスンでも問題ないと私も判断させていただき、やはりレッスン進度の早い60分レッスンで進めていくことになりました。
私は国籍問わず、多くのお子様のレッスンをさせていたおり、以下のようなことをいつも心掛けております。
①それぞれの性格に合ったレッスン
レッスンの際は集中力や理解度は細かく観察しており、よりお子様に合ったレッスンスピードや、課題の量をご提案させていただきます。
②レッスンでの、解説やルールの説明の仕方
テキスト通りに説明をしても、やはり退屈で理解も難しく、また定着しにくいものです。そこで、より楽しく学んでいただけるように、オリジナルの解説やルールをレッスンに取り入れています。とても面白く理解が早いと、大変ご好評いただいております。
③試験に熟知している講師による、試験対策レッスン
ABRSMなどの試験を受ける方は、ただ音楽理論の勉強をするだけでなく、それが試験に直結している内容なのかを気になさる方も多いかと思います。
私のレッスンでは、今後演奏にも活かしていただけるよう、実践的な内容をお伝えする一方、試験に出る内容も熟知していますので、しっかりと試験対策を進めさせていただきます。
お母さまのお話では、お子様が音楽理論の知識がほとんどない状態でのスタートに、大きな不安があったそうです。

試験までの道のりがとても遠く感じられ、不安でいっぱいでした。
しかし先生を信じてレッスンを続けるうちに、少しずつ理解が深まり、前進している実感を得ることができました。
初めは、お母様にもレッスンに同席いただき、一緒に確認やサポートもしていただいていましたが、後半では、お子様1人でも問題なくレッスンに参加できるようになり、レッスンの準備して、説明を聞き、しっかり解くことができるようになりました。

先生は、声がけも素晴らしく、いつも励ましながら息子のモチベーションを高めてくれていました。おかげで息子も「できる!」という気持ちを持ち続けながら学習を進められました。
もちろん日ごろからのお母様のサポートあってこそなのですが、レッスンを通じて、お子様も精神的にもとても成長されたと感じています。
試験準備で大変だったことは?

レッスンでは、ただ解説をして問題を解いていくだけではなく、それぞでのつまずきの原因を分析し、その都度合った解き方を提案させていただくことも大切だと思っています。
特に、私の経験上、メモの取り方を少し気を付けるだけで、ミスや勘違いを大幅に減らすことができます。
ただそのメモの取り方も、どのように取れば分かりやすく、また有効かを、できるだけ分かりやすくお伝えしています。
お母様にご感想をいただきました。

先生は息子がどこでつまずいているのかを的確に分析し、その都度何度も分かりやすく説明や解き方を教えてくださいました。同じ問題でも解き方をいくつか提案してくださり、息子に合う解法を見つけてくれました。
お子さまに合った方法を一緒に見つけていくことで、自然と理解が深まり、解くことも慣れていき、順調に進めることができました。
また、特にお子様にとって、ABRSMの音楽論の試験時間120分という、長時間の試験を集中して受けるのは初めての経験だと思います。
お母様も、試験の本番に不安を感じていらっしゃいました。

息子にとって二時間続けて試験を受けるのは初めての経験で、普段から集中できる時間がとても短いため、本番で実力を発揮できるか心配がありました
そこでレッスンでは、一通りグレード5まで勉強を終えた後も、
①メモの取り方を練習する
②見直しの時間を意識して使う
③実際の試験問題を解いて、傾向に慣れる
など、試験を想定した対策を進めながら、試験当日まで一緒に取り組みました。
その結果、試験本番では落ち着いて問題を解き進められ、時間配分も上手にできたそうです。

先生と一緒に、メモの取り方を繰り返し練習したり、試験中に余った時間を見直しに活用することなど、受験に必要な工夫を教えていただきました。そのおかげで本番では時間を有効に使えていました。
試験の結果は、点数次第で、Pass(合格)、Merit(良)、Distinction(優)に分けられます。
もちろんDistinctionで合格が素晴らしいのですが、そのためには、75点中65点以上で合格しなくてはいけません。
無事Distinctionで合格!ご感想や今後の目標は?

そして、週1回のレッスンから始め、最後は週2回ほどの集中レッスンを行い、半年ほどの期間を経て、いよいよオンライン受検をされました。
結果は、無事Distinctionで合格!!おめでとうございます!!!
素晴らしい結果での合格に、お子様もお母様もとても喜ばれました。

自信が付いたようで、親からみても譜読みが前より早くなったように思います。
ピアノのGrade6だけでなく、その先のグレードにも挑戦していきたい!という前向きな目標もできました。
素晴らしいですね!!
オンラインレッスンを通じて大きく成長されたので、これから益々ピアノへの意欲が増して、楽しく音楽を続けられることを願っています!
レッスンを通じて伝えたいこと
今回の生徒さんは、知識があまりなく、集中力への不安もあるというハードルを乗り越え、自分の力で合格をつかみ取りました。

音楽理論と聞けば難しく感じますが、
小学生など小さなお子様でも・未経験からでも・オンラインでも、しっかり学べば、合格することができます。
今回の受講者の方のように、
「基礎から始めたい」
「効率よく進めたい」
「安心して任せられる先生を探している」
という方は、一度ご相談ください。
音楽理論を楽しく学ぶお手伝いができれば、とても嬉しいです♬
👉 レッスンの詳細はこちらからご覧いただけます。
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